日本公認外部監査人会は、「日本マネジメント団体連合会公認外部監査人」で構成する団体です。
一般社団法人日本公認外部監査人会は、目的を次のとおり定めています。
「当法人は、組織の公正、適正な運営が確保されるために第三者として一般社団法人日本マネジメント団体連合会公認外部監査人が業務監査及び指導を行い、それらの経験と情報に基づき監査の学術的研究及び実践的研究を行い、法令及び社会的慣行に従う社会的存在としての組織の適正な運営の実施に寄与し、もって国民経済の発展と国民の福祉に資することを目的とする。」
人の組織は、公正に適正に運営されることが求められます。しかし、人の欲望は時として社会性を阻害しエゴに走ってしまうこともしばしばです。そこで中立である第三者の目が必要になります。公認外部監査人は、常に公正で組織が社会的存在として機能しているかを監査致します。公認外部監査人は、組織のトップから現場に至るまでの全てを監査対象として外部の第三者として監査を行います。具体的には、組織の内部統制、ガバナンス、コンプライアンス、リスク管理、財務管理(財務書類の監査及び証明を除く)、人事労務管理、環境保護、個人情報保護、経営計画、経営戦略等が適正に合法に実施されているかを監査致します。
公認外部監査人は、一般社団法人日本マネジメンント団体連合会が審査の上で、公認外部監査人として技能、知識、人格が相応しいと判断した者を公認し、公認外部監査人の称号を付与しています。
一般社団法人日本マネジメント団体連合会の公認外部監査人制度は、一般社団法人日本経営学会連合等の経営系学術団体と一般社団法人日本会計研究団体連合会等の多くの実践経営団体の参加により制度化されました。